人間関係領域①
特別支援教育では7つの領域を構成し指導をしています。その7つとは、
1.人間関係領域
2.生活領域
3.認知領域
4.身体・運動領域
5.情操領域
6.コミュニケーション領域
7.社会生活・進路領域
です。
人間関係領域では人間関係の形成と、現在および将来の社会参加のために必要とされる
「他者との関わりや様々な集団活動を経験しながら、
主体的に活動に参加する力を育む」ことをねらいとしています。
放課後等デイサービスのプログラムの一例として
ここでは、じゃんけんなどのゲーム活動を設定し
お友達と一緒に活動し、「楽しい」「勝ってうれしい」
「負けて悔しい」といった心の情動や感情を共感できるように指導します。
この感情が人間関係の形成に不可欠なのです。
勝気なお子さんには、「何回でもじゃんけん」をすることで、
勝つこともあれば負けることもあることを刷り込みます。
ここまでは、個(わたし)対個(あなた)になりがちな設定なので、
次回はチームや役割を意識して人間関係をひろげた設定していきましょう。