特別支援教育 人間関係領域①#478

人間関係領域①

 

特別支援教育では7つの領域を構成し指導をしています。その7つとは、

1.人間関係領域

2.生活領域

3.認知領域

4.身体・運動領域

5.情操領域

6.コミュニケーション領域

7.社会生活・進路領域

です。

 

人間関係領域では人間関係の形成と、現在および将来の社会参加のために必要とされる

「他者との関わりや様々な集団活動を経験しながら、

主体的に活動に参加する力を育む」ことをねらいとしています。

 

放課後等デイサービスのプログラムの一例として

ここでは、じゃんけんなどのゲーム活動を設定し

お友達と一緒に活動し、「楽しい」「勝ってうれしい」

「負けて悔しい」といった心の情動や感情を共感できるように指導します。

この感情が人間関係の形成に不可欠なのです。

 

勝気なお子さんには、「何回でもじゃんけん」をすることで、

勝つこともあれば負けることもあることを刷り込みます。

 

ここまでは、個(わたし)対個(あなた)になりがちな設定なので、

次回はチームや役割を意識して人間関係をひろげた設定していきましょう。