ハイハイは大事#473

保育士の資格試験の範囲を流し読みしているのですが、

入幼児期の発達やピアジェの発達論、

生理機能の発達、小児栄養など

概論ではあるけれども、おもしろくかつ役に立つので、深めていきます。

 

ハイハイは、概ね7カ月ころから始まります。

お子さんの成長の過程で「ハイハイ」をしていた期間が短いと、

歩行時に過緊張や低緊張になりやすいです。

 

ハイハイができると、頭をあげて、おなかを床につけ、腕の力で前進します。

すると、首や肩、背中の筋肉がついてきます。

次に、膝の屈伸、足指の蹴る力、上肢の力を左右交互に使って前進するようになると、

胸筋、背筋、四肢の筋肉がついてきます。

次に、首をしっかり上に挙げて、目線が高くなると、

四肢の筋肉、胸筋、背筋が強化されます。

最後に膝を伸ばし、おしりをあげて手と足の指を使って移動すると

足腰の筋肉、腕の筋肉、背筋、腹筋が強くなります。

 

発達の流れを知り、解剖学や生理学と合わせて考えていくと

今やるべき支援が見えてきます。