保育士の資格試験の範囲を流し読みしているのですが、
入幼児期の発達やピアジェの発達論、
生理機能の発達、小児栄養など
概論ではあるけれども、おもしろくかつ役に立つので、深めていきます。
ハイハイは、概ね7カ月ころから始まります。
お子さんの成長の過程で「ハイハイ」をしていた期間が短いと、
歩行時に過緊張や低緊張になりやすいです。
ハイハイができると、頭をあげて、おなかを床につけ、腕の力で前進します。
すると、首や肩、背中の筋肉がついてきます。
次に、膝の屈伸、足指の蹴る力、上肢の力を左右交互に使って前進するようになると、
胸筋、背筋、四肢の筋肉がついてきます。
次に、首をしっかり上に挙げて、目線が高くなると、
四肢の筋肉、胸筋、背筋が強化されます。
最後に膝を伸ばし、おしりをあげて手と足の指を使って移動すると
足腰の筋肉、腕の筋肉、背筋、腹筋が強くなります。
発達の流れを知り、解剖学や生理学と合わせて考えていくと
今やるべき支援が見えてきます。