アイパワープログラム
ボードルーム社というマイクロソフトよりも一人当たりの収益がいい会社の業務改善プログラムのことです
このプログラムのルールは、
毎週一人が2つの業務改善アイデアを出すこと
どんな簡単なものでもよくて自分の責任範囲内でできるものを挙げていく。
例えば、今は電話が机の右側にあるがメモを取るとき受話器をいつも持ち替えなければならないので、左側に移動する。
このような小さなアイデアを出していく
小さなアイデアであるが、
毎週やると1年間で一人当たり100近くの
アイデアを出すことになる。
そしてこのプログラムの面白いところは、
改善アイデアを実行しなくてもいい
というルールがあることである。
実行を義務付けるとスタッフはリスクを感じてしまいアイパワープログラムは途中で挫折してしまう。
そのため、とにかくスタッフの考える力を伸ばす事を目的として実行を強制しないようにする。
ある会社の実験では、やらなくてもいいと言っているのにスタッフは
自分で考えたアイデアの約6割は実行していた。
つまり自分で考えたことは、人から言われたことよりも楽しくやり遂げるのである。