サービスのライフサイクルを知る#426

サービスにはライフサイクルがあります。

サービスのライフサイクルとは、

サービスが市場に出てから姿を消すまでの流れの事です。

 

その流れというのは「導入期」→「成長期」→「成熟期」→「衰退期」の4段階があります。

 

説明は省きますが、私が携わっている放課後等デイサービスという福祉サービスには

地域格差はありますが、

平成25年に「成長期」に入り、

平成30年より「成熟期」へと変容したといっても過言ではない状況です。

 

【成長期】

通常誰もが参入したいと思うのがこの『成長期』です。

市場が急速に伸び始めるため、売上がよく伸びます。

新規参入してくるライバルが増えてきます。

 

【成熟期】

『成熟期』は、サービスも市場の需要もピークとなります。

ライバルも一番多く市場に存在する時期です。

生き残ろうと必死に努力する企業がいるのと同じく、ピークを過ぎた瞬間に撤退する企業も多く出ます。

 

この成熟期に生き残っていくための方法があります。

 

それは

 

1.専門化する。

 

  厚労省は丁寧に教えてくれています。

  PT、OT、ST、保育士などの有資格者を多く配置して専門性を出してくれと。お子様の身体や筋肉、関節、神経、目耳口鼻などの感覚器、内臓、脳などを刺激でき効果的に成長を促したり、専門性を持って愛着形成できる人材の確保が必要です。

 

2.パケージ商品(サービス)を提供する。

 

  放課後等デイサービスだけではなく、

  他のサービスとの組み合わせで家族のニーズにお応えすることです。

  たとえば、放課後等デイサービスと生活サポート、日中一時支援、

  行動援護、相談支援、短期入所などを組み合わせて、働く親御様のサポートを行うことです。

 

3.おまかせメニューの作成。

 

  放課後等デイサービスの利用者は児童生徒とその家族になります。

  働いている親御様に複数のサービス利用について各事業者と

  やりとりする時間や労力を割くのは煩雑です。それを解消するメニューを作成することです。