サービスにはライフサイクルがあります。
サービスのライフサイクルとは、
サービスが市場に出てから姿を消すまでの流れの事です。
その流れというのは「導入期」→「成長期」→「成熟期」→「衰退期」の4段階があります。
説明は省きますが、私が携わっている放課後等デイサービスという福祉サービスには
地域格差はありますが、
平成25年に「成長期」に入り、
平成30年より「成熟期」へと変容したといっても過言ではない状況です。
【成長期】
通常誰もが参入したいと思うのがこの『成長期』です。
市場が急速に伸び始めるため、売上がよく伸びます。
新規参入してくるライバルが増えてきます。
【成熟期】
『成熟期』は、サービスも市場の需要もピークとなります。
ライバルも一番多く市場に存在する時期です。
生き残ろうと必死に努力する企業がいるのと同じく、ピークを過ぎた瞬間に撤退する企業も多く出ます。
この成熟期に生き残っていくための方法があります。
それは
1.専門化する。
厚労省は丁寧に教えてくれています。
PT、OT、ST、保育士などの有資格者を多く配置して専門性を出してくれと。お子様の身体や筋肉、関節、神経、目耳口鼻などの感覚器、内臓、脳などを刺激でき効果的に成長を促したり、専門性を持って愛着形成できる人材の確保が必要です。
2.パケージ商品(サービス)を提供する。
放課後等デイサービスだけではなく、
他のサービスとの組み合わせで家族のニーズにお応えすることです。
たとえば、放課後等デイサービスと生活サポート、日中一時支援、
行動援護、相談支援、短期入所などを組み合わせて、働く親御様のサポートを行うことです。
3.おまかせメニューの作成。
放課後等デイサービスの利用者は児童生徒とその家族になります。
働いている親御様に複数のサービス利用について各事業者と
やりとりする時間や労力を割くのは煩雑です。それを解消するメニューを作成することです。