放課後等デイサービスの報酬改定は大打撃ですが、知恵を振り絞って乗り切ります!
経営が悪化するとイライラして部下に当たりちらす。
そんな時に読んでほしい本です。
加藤洋平著『なぜ部下とうまくいかないのか』「自他変革」の発達心理学
2016年3月30日初版
・なぜ人と組織はなかなか変われないのでしょうか?
・どうしたら人と組織は変わっていくのでしょうか?
・人はどのように成長し、どうしたらより成長できるのでしょうか?
この問いや課題に対してヒントと行動指針を提供するのが
発達心理学の一分野である「成人発達理論」です。
欧米では最近ハーバード大学教育大学院教授の
ローバート・キーガンの発達理論が
企業の人材育成や組織開発に活用されています。
日本ではまだほとんど取り入れられていません。
本書はロバート・キーガンの発達理論を中心に、
部下と組織を率いるリーダーとしての「器」や「人間力」と
呼ばれるものがどのように成長を遂げていくのか、
またどうすればより成長することができるのかを取り上げています。
さらに、どうすれば自分自身・部下・組織は変わっていくのか、
ということに関して自分なりの考えを持ち、
読者が所属している実際の組織において、
具体的な行動を起こしていくかを狙いとしています。
1.自分に関係することしか関心を寄せない部下の対処法
2.上司には従順だが、意見を言わない部下の対処法
3.自律性が強すぎて他者の意見を無視する部下の対処法
などについてメンターとの対話形式で書かれております。
部下に対していろいろな思いがあるときは必携の書です。