脂質について(その1)
脂質は五大栄養素のひとつで、からだを動かすためのエネルギー源になります。
人体に60兆個ある細胞の細胞膜や血液、
ホルモンなどの材料となります。
脂溶性ビタミンADEの吸収を良くする働きもあります。
脂肪酸は脂質の主な成分で大きく2つに分かれます。
1. 飽和脂肪酸
2. 不飽和脂肪酸
不飽和脂肪酸は主に植物性で常温では液体です。
大きく
1.トランス脂肪酸
2.多価不飽和脂肪酸
3.一価不飽和脂肪酸の3つに分かれます。
トランス脂肪酸はマーガリンやショートニングに含まれています。
不飽和脂肪酸に水素を添加し化学変化させたもので
自然界に存在しない分子構造をしていて分解や代謝が困難
(多くのビタミンやミネラルを使用してしまいます)になりますので、
体に負担がかかります。
欧米では規制が始まっています。
トランス脂肪酸を多く含む食品は
フライドポテト、菓子パン、アイスクリーム、ドーナツなどです。
食べてほしくない油です。
また、ショートニングも
トランス脂肪酸の一種でクッキー、パイ、
アイスクリーム、揚げ物用油、お菓子、ファストフードなどを
はじめ多くの食品に含まれていますので、
賢明な食生活を送りましょう。
今日はこんなお話で終わりたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございます。それでは!