知的障害者の意思決定支援等に関する委員会編『現場で活かせる意思決定支援』によると
意思決定支援には
「真の意思決定支援」と
「見かけ上の意思決定支援」があります。
「真の意思決定支援」とは、志を高く持ち、
理想と現実の狭間で常に一歩でも前へ進もうと努力し、
それでもかなわぬ思いに常に申し訳なさを感じ、
今置かれている状況がいつでも不十分であることを
自覚している姿を指します。
~中略~
「宇宙旅行がしたい!」という意思伝達に、
「どうしたら宇宙旅行ができるか、
一緒にかんがえましょう」と支援者が答え、
星座やロケットの図鑑を見たり、プラネタリウムに出かけたり、
実際にロケットの打ち上げを見に種子島宇宙センターまで旅行したりと、
たとえ宇宙旅行がかなわずとも、その人の気持ちに寄り添い、
実践を積み重ねることが出来る姿です。
私は、意思決定支援は支援者側の熱と行動力、
柔軟な発想が求められていると考えます。
まずは支援者側もワクワクするような
個別支援プランの設計をしていきたいですね。
今日はこんなお話で終わりたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございます。それでは!