意思決定支援について 319

知的障害者の意思決定支援等に関する委員会編『現場で活かせる意思決定支援』によると

 

意思決定支援には

 

「真の意思決定支援」と

 

「見かけ上の意思決定支援」があります。

 

「真の意思決定支援」とは、志を高く持ち、

 

理想と現実の狭間で常に一歩でも前へ進もうと努力し、

 

それでもかなわぬ思いに常に申し訳なさを感じ、

 

今置かれている状況がいつでも不十分であることを

 

自覚している姿を指します。

 

~中略~

 

「宇宙旅行がしたい!」という意思伝達に、

 

「どうしたら宇宙旅行ができるか、

 

一緒にかんがえましょう」と支援者が答え、

 

星座やロケットの図鑑を見たり、プラネタリウムに出かけたり、

 

実際にロケットの打ち上げを見に種子島宇宙センターまで旅行したりと、

 

たとえ宇宙旅行がかなわずとも、その人の気持ちに寄り添い、

 

実践を積み重ねることが出来る姿です。

 

私は、意思決定支援は支援者側の熱と行動力、

 

柔軟な発想が求められていると考えます。

 

まずは支援者側もワクワクするような

 

個別支援プランの設計をしていきたいですね。

 

今日はこんなお話で終わりたいと思います。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。それでは!