くるくるチャイム - 知育おもちゃシリーズ
公文式から出されている知育玩具はとても優秀で、コンセプトがしっかりしています。今回はそのおもちゃの中から一つ、いっぽいっぽで使用しているものを紹介します。それが「くるくるチャイム」です。
このおもちゃは0~3歳に向けて作られたものです。上部の穴にボールを入れ、それがらせんを描いて下に落ちます。一番下に落ちると、ボールがベルに当たり「チーン」と音がなって出口から出てきます。以下にこのおもちゃを使うにはどのような能力が必要か、これで遊ぶことによってどのようなことが学べるか、そして発達段階別の遊び方をご紹介します。
必要な能力
まずはボールをつかみ、穴に投入する能力が必要です。手が小さい、握力がないと穴には入れることが出来ません。また乱視など、目が悪いと穴からずれた位置にボールを持ってくることになり、きちんと遊ぶことが出来ません。これらが出来て初めて、ボールがくるくる回り、音が出るという楽しみを生み出すことが出来ます。
学べること
おもちゃで遊ぶということは、いくつかのプロセスを経て自分がほしい結果を得ることです。このおもちゃはボールを握り、穴まで運び入れるという単純なプロセスで望んだ結果を得られることが出来ます。しかし幼児にとっては自分の力で楽しみを得ることのできるものでもあるのです。このような経験一つ一つが成長へとつながります。
くるくるチャイムで分かる発達段階
このおもちゃは単純のものですが、発達段階で遊び方が変わってきます。いっぽいっぽでの子供たちの様子を参考にしながら、発達段階別の遊び方を紹介します。
1.普通に遊ぶ。
用途通りにボールに穴を入れて遊びます。
2.複数個を連続して入れる。勢いよく入れる。
このおもちゃには色別のボールが5個あります。これらを両手に持ち、連続で投入します。また、勢いよく入れて玉を早く落そうとします。しかし勢いよく入れても速くなることには気づきません。
3.出口からボールを入れる。ボール以外のものを入れる。
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