障害者福祉に携わり、外食の支援をさせていただいたことがあります。この「外食」というプログラムも今では、当たり前のことになっていますが私の住んでいる越谷市では先駆的な取り組みだったことを記憶しています。(ほかにやっていたところもあるかもしれませんが)
まず、職員として行うのは、「下見」。休日にやります。
椅子の高さ、肘掛があるか、テーブルとのバランス、トイレの広さ、洋式か和式か。照明の明るさ、眩しすぎないか、床が滑りやすくないか。といったハード面の確認をして、この人とこの人の間にこの職員を入れて、手が出てきたときは誰が対応するか云々とシュミレーションします。
このシュミレーションを何度も行ったおかげで、今では店に入ってぱっと見ただけで頭の中で計算ができます。
次にソフト面の人。店長さんや店員さんに名刺を渡して、外食するコンセプトを話します。外食を経験したことがない(もしくは少ない)ひとで云々と手短に説明しておきます。また、こんな配慮をしていただけると助かりますと伝えておきます。日時も伝えておきます。
そうすることでだいぶ店側も心構えをしてくれました。
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